チンペイ

Seasonのライブを見に、洒落キチに巣食われた暗黒街、下北沢へと出向く。
ライブハウス内には、洒落キッズがわんさと満員状態。


Seasonの出番まであたりを三白眼でキョロキョロすると、
miniとかに載ってそうな洒落カワ女の子が何人かいることに気付く (眼力アップ)


じっと、証明写真を撮るようなまばたきゼロの一点凝視で観察を続けると
ステージ上のバンドに合わせて、歌を口ずさんでいる、
口がパクパクしている・・・! 洒落カワがいっしょに歌ってるよぉ!


天岩戸が開いたような、ハマグリが開いたというか・・・
俺に・・・俺にあのハマグリを開ける自信はねえ!
いくら、俺がピエロメイクでおどけてみせても、歌や詩をいくつか披露しても、絶対にあの口はピクとも動かないだろう。


でもなぜ、開いたんだ・・・それは洒落バンドが歌ってるからだね、チクショーーー!!
(ドリンクカウンターで貰ったジンジャーエールカナダドライを頭からかぶり落ち着きを取り戻す作業をする)


そういう世の情勢を考えている内に、まばたきを忘れ目が乾ききってカメレオンみたいになった頃にSeasonの登場。


1年振りくらいのライブになるみたい、
「また来年・・・いやまた来月やれたらいいですねぇ・・・」と弱く言っていたので次も楽しみにしておきます。



ライブ後、渋谷で電車の乗り換えなので、前述した麺喰王国へまた行こうかなと。
前に来た時も一緒に食したスーパーひとしに電話をすると、夜遅いのに色良い返事が返ってくる、ありがとう。


渋谷、センター街入り口、オタレペゼン宇多丸師匠の大看板の下で待ち合わせ、否が応にもテンションが高まる、
心のタコメーターは、洒落カワの悲劇を踏まえてグレイゾーンになっていたが、フル回転のレッドゾーンに突入していた。


入国後、まず1軒目、渡辺樹庵プロデュースのKeizに入店。
洒落度2000%、カウンターバー風の店内。
運ばれて来たラーメンは、麺固めでやや少な目の洒落サイズ、背脂も浮いてほんの少しこってり、さらっと完食。
なんとなく店員がカッコイイ男女のみで構成されているような気がする、ラーメン屋も顔採用の時代が来たか。


もちろん連食の流れで、2軒目の縁やへ。
ここは池袋にも店があって、そちらで1度食べたことあるが、味を忘れてしまった。
えびそば醤油味を食べる、えびの香りがプ〜ン、悪くない、奇跡の香りDANCE!
「こんなにえびだったかぁ」と思いつつ完食。


腹はかなりぷっくりしてるが、なぜか3杯目ムードに包まれて、驚異の3軒目に突入!
3軒目、ぶっかけうどんふるいちへ。
「もうサスガに入らない・・・」と思っていたが、冷たいぶっかけうどんが結構ね、入るもんなんですわ、完食。


こんなに食べたのは久しぶり、というか初めてだろう。
付き合ってもらったスーパーひとしにも感謝感謝。


帰り道、胃液吐くまで状態(鶴ちゃん)になりながら、考えてみると。
結局えびそばの味はよく覚えていない、うーん。