怯える

13日土曜日 新宿
日本POP PUNKの歴史に残る名バンド、FUN FUN ATTITUDEの1夜限りの復活ライブに行って参りました。


開演は18:00、僕が会場に到着したのは18:00、でもまだなんにも始まっていませんでした。
ボーっと待ってる間、お子ちゃまグランベリージュースを飲みつつ周りをキョロキョロしてみると
なにかこう、友達と自分のおすすめのバンドを集めた編集CD−Rの交換をしてる人がいたりと、なにやら音楽ネットワークって感じがして、
そういうのがあんまりない僕、うらやましさを少々。


幾バンドが演奏を終え、いよいよFUN FUN ATTITUDEの登場、いやー、血圧上がったなあ。
登場したと同時に、後ろのお客さんがステージを見つめながら一言
「老けたなあ・・・」などと感慨深げにつぶやいていた、
誰とは明言して無かったが(まあ、特定できそうだけど)微笑ましかった、
僕も見習って老けていきたい。


途中、SHE'S MAINE→NEW GIRL FRIENDと連続演奏したので、
そのまま次はBYE BYE MY GIIRLに違いない!とドキをムネムネさせていたけど、
BYE BYE MY GIIRLは演奏せず、聞きたかったけど、まあでもしょうがないか。


そしてラストの2曲YOU'RE CRUELとDON'T SAY GOOD BYEに、感動。
DON'T SAY GOODBYEは出かける前にちょっと聞いてって、演奏するかなあ、
と少し期待してたし、他にも色んな思いに包まれ、
聞きながらも泣きそうになってしまった胆力の無い24の夜、俺も一生DON'T SAY GOOD BYEでいたい。


それにしても最前列の方の客層がすごく若く見えたりした、世代が異なるのでは?
とか思ったけど、前述したCD−Rって手段もあるんだなと、妬ましく思ったり。
まあ俺も、前の編集盤から聞き始めたから偉いことは言えない。


そしてFUN FUN ATTITUDEは淡白にその演奏を終えた。
あと2曲MID NIGHTとLOST SOMETHINGを演奏していたとしら、
俺は泣きながらその場に崩れていたかもしれない、
淡白なのも悪くない。


んでもって、ライブ終了。物販コーナーにて再発されたFUN FUN ATTITUDEの編集盤を買い、僕は新宿を歩いた。
新宿はやっぱ怖くて好かない街なんだけど、今日も普通に人集まってるなあとか思いつつ、なんかラーメンを食べた。
ラーメン屋のオヤジはとても不衛生だったが、いい人そうだった。


家に着いて編集盤を聞いてみた。
あ・あ・あれ? LOST SOME THINGが入ってない??
だから演奏しなかったのかな?


そ・そ・そして SHE'S MAINE→NEW GIRL FRIEND→BYE BYE MY GIIRLの曲間に
プリギャップ(というのかな?)が入っている?! なぜだろう?
だからBYE BYE MY GIIRLは演奏しなかったのかな?


古い編集盤も、新しい編集盤も、どちらも長く聞いていきたい。
レア盤になってしまったものは金が無いので買えない。